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知識は、女性の人生を守る力になる

「知らなかった」は、多くの人が思っているよりずっと重い言葉だと私は感じています。

キャリアのこと、からだのこと、お金のこと、そして自分自身のこと。

知らないままに過ごした時間は、あとになってから初めて損失となって姿を現します。

「もっと早く知っていれば、あの選択肢もあったのに」
「もっと早く気づいていれば、あの苦しさは減らせたはずなのに」

フリーランスライターとして30年近く活動し、キャリアコンサルタントになってからも感じ続けてきたのは、「知らなかった」のやるせなさでした。

インタビューをさせてもらった女性たちが口々に言います。

「更年期でこんなに仕事がつらくなるとは思っていなかった」
「キャリアプランニングなんて、誰も教えてくれなかった」
「先輩たちがこの大変さをどう乗り越えたのか、知る機会がなかった」


知識がないことで、選択肢が見えない。
先人のナレッジに触れる機会がないまま、同じ場所で足踏みを続ける。

これは個人の責任ではなく、構造的な問題だと思っています。

私が「FemCaree」にジョインしようと思った一番の理由は、昭和の時代から脈々と続くこの問題とそろそろ決別したいと思ったからです。

医療の専門家とキャリアの専門家、物事を人に伝えるプロやさまざまな思いを持つ経験者が一緒になって、「知らなかった」を「知っている」「だから選べる」に変える。変えたい。

現在のFemCareeコアメンバーとの出会いは、その気持ちを後押ししてくれました。

とくに、からだの内側で何が起きているかを、科学的に、でも誰にでも届く言葉で話してくださる伊沢先生の存在は、このプロジェクトになくてはならないものです。

私自身は、キャリアコンサルタントとしてまたエニアグラムのファシリテーターとして「自分を知る」ことをサポートしてきました。
また、ライターとしてたくさんの人たちの話を言葉にしてきた経験も、このプロジェクトでは存分に活かせると思っています。

誰かの言葉が、誰かを救う。
自分の経験が、同世代の道しるべになる。


このメディアでは、働く女性たちのリアルな声をお届けしながら、からだとキャリアについての知恵や工夫を、日々の暮らしに使えるかたちで積み上げていきます。

難しくなりすぎず、薄くなりすぎず。
みなさんのとなりで寄り添うような距離感で。


ずっとロールモデルが不在だった均等法第一世代、第二世代のみなさんと、そしてこれから同じ道を歩く20代、30代、40代のみなさんとも一緒に、「知っていてよかった」を増やしていきたいと思います。

知ることは、選ぶ力につながります。
自分で選べる力は、人生を自由に豊かにします。


ここで出会うみなさんと一緒に、その力をそだてていけたら ――これから、どうぞよろしくお願いします。

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